ITUトライアスロンコンチネンタルカップ天草 レースレポート

所属 VIKING長崎・健康工房

池形 成信

期 日  2009524

結 果  37/53人  タイム2:04:22 スイム21:34 バイク1:01:01 ラン41:47


 ドラフティングレースは10年ぶりではなかろうか?

 スイム・ランのスピード練習、いずれも全く出来ていない状態だが、国体の権利がかかっているレースな
ので、出場を決意した。

 幸い、ロングで世界を戦うにしても、スピード不足は実感している。このレースを起爆剤とし、スピード練
習をやらざるを得ない状況に追い込みたかった。


スイム

この距離のレースは、スイムの泳力が大きなカギとなる。

スイムはとてつもないバトル。バトルには慣れているので、特に慌てることもなく、ガツガツあたりながらも、
現在の泳力相当のタイムで泳げた。

しかし、私の後ろにはほとんど選手はいなく、ただ前を追うのみ。


バイク

 天草のコースなら、平均速度43km/h程度では走破できる自信がある。

 スイムの2分差も、単独で追えるはずだが、借り物バイク(いつものバイクはフレーム・ハンドル・ヘルメッ
トに至るまで、UCI規格外のため、使用できない)で力も入らない。それでも少しづつ選手を拾っていく。

 いつの間にか10人を超える集団となっていた。

 しかしうまくローテーション(ドラフティング)が他の選手とかみ合わず、前の集団からどんどん離されてし
まった。


ラン

ショートのスピードに全く対応できなかった。ランを苦手としている選手たちにもついていけずに、過去最
悪のタイムを出すこととなってしまった。


総評

 国体の権利は獲得する事が出来なかった。このタイムはひどいもので、この程度なら獲得できないのは
当然だと思う。獲得された選手には、ぜひ長崎県代表として頑張ってほしいと願う。しかしここまでスピー
ドが落ちているとは思わなかった。

 それでも、個人的には出場してよかったと考えている。現在自分の51.5kmのレベルが、この程度であ
ることを把握することができてよかった。

 アイアンマンで強い選手は、ショートでもある程度のタイムは出せるものである。

 今年私は35歳になる。トライアスロンを始めて15年になるが、 私には足りない部分だらけで、これから
改善の余地がある分、これからのトレーニングが楽しみでならない。

 勝っても負けても、改めてトライアスロンの楽しさがわかってきた。少しでも多くの方に、このスポーツの
良さを伝えていきたいと思う。